昨日に引き続きNHKスペシャル
『和食 千年の味のミステリー』の中で考えさ
せられたことを書きたいと思います。

私たち日本人に欠かせない発酵食品に
大昔より深くかかわってきた麹カビ
(アスペルギルスオリゼ)ですが、そのオリゼは
もともと自然界には存在していなくて、日本人が
関わることで突然変異によってできたカビでは
ないかという説が有力だそうです。

その根拠として番組では、オリゼの仲間で
同様にお米を糖に分解する力が強くて
自然界に存在するカビ、アスペルギルスフラブスと
アスペルギルスオリゼのDNA解析の結果で
説明していました。

オリゼとフラブスのDNA解析でわかったことは
二つのカビはDNAの配列はある一カ所を
除いてまったく同じだということです。

その一カ所とは、なんと毒素をつくる遺伝子情報
がオリゼには欠落しているのだそうです。

写真上の空白になっている部分だそうです。

このDNA解析結果によって現在の麹カビ(オリゼ)は
800年以上もの間に外的から身を守るために
持っていた毒素を作るDNAをある時点で自ら捨てた
フラブスから進化したポケモンでいう進化形だった
というこたです。

その後もオリゼはさらに安定して酵素をつくれるよう
にDNAの突然変異を繰り返しながら現在の安定した
麹カビに進化したそうです。

なんとすごいことでしょう!

室(むろ)という外的の存在しない環境で生きて行く
うちに自分を守る毒素を自ら捨てて現在まで
進化し子孫を残し続けていることは、感動です!!

私たち人間も同様な可能性があるはずですよね。
環境さえ整えればいつか突然変異が起きるのかも

いやすでにそのような若者たちが出現して
いますよね。
大切な日本の宝物です。